
『酢の身分は、あくまで調味料であると思う。人類にとっては、不可欠であるところの「食の分野」の調味をする役目。それを酢づくりから忘れてはいけない。』
そう語る
とば屋酢店 店主 中野社長。300年続く小浜が誇る醸造酢。丸海にとって最高の調味料であり、最高の素材。
『一度種酢の中の酢酸菌が死んでしまうと、二度と酢を造ることができません。』
種酢とは、ヨーグルトでいうと種菌に当たり、甘酒は牛乳に当たります。とば屋酢店ではこの種酢を前回発酵した壺の酢の中からとります。
この仕込みの繰り返しを約300年間絶やすことなく続けています。ずっと酢造りを愚直に続けてきたご先祖様に感謝しながら、お酢を仕込んでいます。
と、自ら未だ現役の12代目。
丸海では、とば屋酢さんの心のこもったお酢が無ければ成り立ちません。とば屋酢伝統の製法で壺の中でじっくりと静置醗酵で発酵させた酢はやはり風味、味が違います。
酸味のやわらかさ、後味の美味しさ。それでいてまったく存在感を失わない酢は、ささ漬の本質となっています。
これからも、とば屋酢さんと共に心こめた、先代の思いを造り続けていきたいです。
感謝。